Kotochika(コトチカ)四条
出店店舗が決まったそうです。営業開始は平成22年10月1日。
(1) インデックス(INDEX)<服飾・雑貨>
(2) クリスピー・クリーム・ドーナツ<ドーナツ&コーヒー/京都初出店>
(3) 青山フラワーマーケット<生花・グリーン/京都初出店>
(4) 駅ナカスイーツ♪<スイーツ>
(5) 志津屋<ベーカリー>
(6) カフェ・スタジオーネ<カフェバール/京都初出店>
(7) 成城石井<食品スーパー/京都初出店>
(8) ラフィネ<ボディケア>
この出店企業名をみてびっくり!
青山フラワーマーケット。
現在全国に70店舗を展開し、年商48億円(2009年度5)を売り上げる青山フラワーマーケット。モノが売れない時代に「花」を売りまくる。昨年12月、最も収益性の高い企業におくられるポーター賞で、絶好調のユニクロと並んで受賞し、あのユニクロと同等に評価される企業。
たった8坪で年商4億円。1坪当たりの売り上げ(月間)、東急東横店400万円、一般の花屋は10万円。
成城石井
小売業の再建のプロであり、今までユニクロや無印良品、ドラッグイレブンというドラッグストアを再建し、驚異的な業績の改善を行った人物である大久保恒夫社長(平成22年9月相談役へ)が見事V字回復を行った企業。
成城石井は、66店舗(直営55店舗・FC11店舗:2010年2月現在)を首都圏に展開。
成城石井 東急東横店
「安売りは麻薬、デフレは中毒」 日経ビジネス「今週の焦点」より
『安売りは麻薬のようなもので、いずれは効かなくなるし、体がボロボロになる。だけどやめられない。』
『安売りは需要の先食いに過ぎず、価格を下げても消費数量は増えないので市場全体は縮小します。つまり、利幅が薄くなってくると今度はコスト削減です。』
『PB商品は「品質が良くてお買い得」な商品のことですが、現在のPB商品は短期的な売上を追うので安すぎるし、大量に作ってしまう。つまり、粗製乱造だから消費者から敬遠される』
『今後は巨大なディスカウント店と特徴ある高付加価値店に二極化していく。この環境下において、ディスカウント店は物流や情報システムが整備された大手数社しか生き残れない。』
『その他は顧客が欲しがる高付加価値商品を扱う店であり、そのために「人材作り」が欠かせない。』
『小売はヒトがヒトにモノを売る仕事ですから、人材の成長がそのまま企業の成長につながります。デフレの今こそ、ヒトを育てるべきだと思います。』
『小売業界は苦しくなるとすぐに価格を下げてしまう。モノ不足で消費者が商品に群がった時代の価値観から抜け出せない』
価格以外の高付加価値を明確に打ち出せる企業こそ、持続的勝ち組となる企業
そのためには、1.仮説・実行・検証をスピーディに行う 2.チームの総合力(智恵・工夫・開発)が重要と思われる。
さて、新しいもん好きで決して心の内を見せず、人目を気にする京都人気質にどう展開するのか、楽しみです。