自然を愛し、京町家を愛す。
こんばんは
同志社大学前店の岡村です。
やっと酷暑の夏が終わり、さわやかな秋の気配が感じられる今日この頃です。
今年の夏は全国各地で異常なくらい高温が続きましたね。
全国各地で35度を超える猛暑日が記録づくめで続きました。
新聞やマスメディアでは今年の気温は「異常」と表現していますが
私はそうとは思いません。
異常ではなく地球温暖化の影響で気温上昇が「常態化」しているのだと思います。
都心ではヒートアイランド現象で毎日のようにゲリラ豪雨、京都でも何回かありました。
10分間に27ミリという凄いゲリラ豪雨でした。過去にはあまり記憶がありません。
全国各地でも例のない記録的な豪雨が多発し、昨日は埼玉・千葉件では竜巻でかなりの被害が出ました。
竜巻はアメリカのイメージですが、発生回数のみならず、超巨大化して記録的な被害が起こっています。
これから毎年日本だけでなく世界各地で当たり前のように異常気象が起こっています。
私の故郷の高知県宿毛市は今年日本一を観測した四万十市のすぐ近くの小さな町です。
台風銀座と言われ、例年は適当な降水量があるのですが、今年は7月から全然雨が降らず、
水不足で農作物が育たないと嘆いていました。
山や川があり、緑豊かな土地柄なので、日本一の41度の気温がぴんときません。
私たちが育った40年前は毎年厚いと言っても33度くらいでした。
とにかく、これから毎年記録更新の猛暑日が続くのでしょう。
原因は人間です。 好き勝手に生活をエンジョイするために、自然をないがしろにしてきた
付けがどんどん回ってきているのです。
地球の人口は今年70億人を超え、毎年6000万人の人口が増えています。
人間を養っていくのに毎年、四国と同じ面積の森林が伐採されています。
近い将来、アマゾンの森林がなくなると言われています。アマゾンだけではありません。
どんどん砂漠化しているのです。
森林伐採で更に地球温暖化に拍車がかかります。
一度壊した森林は人間が手を入れなかった場合、元に戻るのに200年かかります。
これ以上の贅沢は慎むべきです。地球をもっともっと愛し、自然を大切にしたいと思いませんか。
今すぐ一人ひとりの生活意識を変えない限り、地球の将来はありません。
長々と愚痴を書きましたが、私は一人の人間として、地球を愛し、自然を愛し、人を愛し、家族を愛し、木を愛し、そして木を植え、一本でも多くの木を植えることに協力をしていきたいと思います。
最後に、古き良き木造建築の良さを再認識し、京町家の保全に協力したいと思います。