地デジって何なん?
地デジの案内が活発になってきているように感じるのは私だけでしょうか。日曜日担当の根本です。
テレビをつけていると番組の上下に地デジの案内テロップがひたすら流れている。
地デジってなんかメリットあるんでしょうか?
1.高画質・高音質番組の実現
2.双方向サービス
3.暮らしに役立つ地域情報
4.過密だった周波数を他の用途へ利用
といったところでしょうか(^_^;)
但し、デジタル化すると番組数が増える可能性があります。
1局が最大3つまで同時に番組を流すことができるようになるんです。
そこまで番組をつくれるのか疑問ですが。某テレビ局関係者は地デジ以降に頭をかかえています。
「そんなに番組つくれるか!」と嘆いていたそうな。。。
ちなみに、現在のメディアはキー局とローカル局に分かれています。
そして、キー局に比べてローカル局の方が経営的に厳しい状況に陥っています。でも地域文化の活性化には必要不可欠なローカル局。
キー局は放送収入だけでなく、赤坂などの不動産などで収入を得てるケースもあります。更に、これらのキー局は東京に集中しており、一極集中状態が続いています。
東京に拠点を置くのは構いませんが、地方のニュースはローカル局が担当すべきです!!
典型的な事例は阪神淡路大震災です。地震発生当時、震源地周辺の人々は街の状況を知ることができませんでした。
ところが、震災と無縁の地域の人々の方が多くの情報を手に入れることができたのです。
これぞ一極集中の悪いところです。
被災地の人々はラジオと新聞によって情報を得ていたといいます。
また、他府県のマスコミ関係者と現地在住のマスコミ関係者の取材の視点も大きく違っていたといいます。伝える相手が違っていたのですから温度差があっても当然です。
取材した内容は一度東京に集められ、全国に発信していました。本当にそれでいいのかな?
地デジ化移行でバタバタとお忙しい世の中ですが、デジタル化以上に考えないといけないことがあるのかもしれません。